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「復帰まであと数か月…何から準備すればいいの?」
夜中の授乳のあと、スマホでそんなことを調べていませんか?
夜勤はどうしよう。
子どもが熱を出したら、誰が迎えに行くんだろう。
そもそも、ブランクがあって急変に対応できるのかな…。
考え始めると、不安が止まらなくなりますよね。
こんにちは、かなえです。
看護師歴は約15年、3人の子を育てながら働いてきました。
私も育休から復帰する前は、
かなえママ毎日の家事を本当に回せるのかな…
と、とにかく不安でした。
でも、振り返ってみると
「これは先にやっておいてよかった」
「これはやっておけばよかった」ということが、はっきりあります。
この記事では、私の体験をもとに、育休復帰前にやっておきたい5つの準備をまとめました。
全部やらなくて大丈夫です。今の自分に必要なものだけ、拾っていってくださいね。
この記事でわかること
- 復帰前に職場と確認しておきたいこと(夜勤・時短など)
- 保育園と病児保育の準備
- パートナーとの分担の決め方
- 毎日をラクにする時短家電
- 復帰後のお金のこと
まず知っておきたい:完璧な準備はなくていい
先にお伝えしたいのは、どれだけ準備しても、復帰直後はバタバタするということです。
子どもは慣らし保育で体調を崩しやすいですし、自分の体力も前とは違います。
だからこそ、準備のゴールは「完璧にこなすこと」ではなく、
「困ったときに頼れる先をいくつか持っておくこと」。
そう考えると、少し気持ちがラクになりませんか?
育休復帰前にやっておきたい5つの準備
準備1:職場と「働き方」をすり合わせる
復帰前の面談では、遠慮せずに働き方の希望を伝えておくのがおすすめです。
看護師の場合、特に確認しておきたいのはこのあたりです。
- 時短勤務を使うか、使うなら何時から何時まで
- 夜勤に入るか、入らないか
- 残業はどのくらいありそうか
- 子どもの発熱で急に休むとき、どう連絡・調整するか
- 配属先(元の病棟に戻るのか、異動があるのか)
実は、こうした希望は「わがまま」ではなく、法律で認められた制度でもあります。
たとえば育児・介護休業法では、
3歳未満の子を育てる人の短時間勤務、
小学校入学前の子を育てる人の深夜業(夜勤)の制限や残業の制限などが定められています。
2025年4月からは、残業免除の対象が小学校入学前の子まで広がり、
子の看護休暇も「子の看護等休暇」として小学3年生の修了まで使えるようになりました。
子の看護等休暇は学級閉鎖や入園式・卒園式でも取れるようになっています(厚生労働省)。
細かい条件は職場の就業規則によって違うので、面談の前に一度目を通しておくと安心です。
私も育休から復帰したとき、時短勤務を使いました。
帰る時間は決まっていたものの、日勤の仕事が残っている中で先に帰るのは、どうしても申し訳ない気持ちになってしまって。「キリのいいところまで」と、つい残業してしまうこともありました。
時短は、制度を使えばそれで解決…というわけではなかったです。帰る時間が近づいたら誰に引き継ぐかを決めておくなど、「時間どおりに帰るための段取り」も一緒に考えておくと、少し気持ちがラクになると思います。
準備2:保育園の準備と「病児保育の登録」
保育園の入園準備(名前つけ、持ち物そろえ)は、思っている以上に時間がかかります。
そして見落としがちなのが、慣らし保育の期間です。
慣らし保育は、最初は数時間のお迎えから始まることが多いです。
復帰日から逆算して、どのくらいの期間が必要か、園に早めに確認しておきましょう。
私の場合、日に日に慣れていくかと思いきや、むしろ日に日に泣き声が大きくなっていって…。
送るたびに可哀想で、心苦しかったです。
それから、1歳を過ぎてからの入園で母乳を続けていたので、勤務の途中で胸が張ってきて、トイレでこっそり搾ったこともあります。母乳を続けながら復帰する方は、搾乳できる場所や休憩のタイミングを、復帰前に職場に相談しておくと安心です。
もうひとつ、復帰前に絶対…ではないですが、ぜひやっておいてほしいのが病児保育の事前登録です。
病児保育は、子どもが熱を出したその日に使おうと思っても、登録が済んでいないと利用できないことがあります。
私は、登録だけは前もって済ませておきました。実際に使った日の流れは、こんな感じです。
- 1日目の夕方に発熱。夕方も開いている小児科を受診して、医師に「利用許可書」を書いてもらう
- 本来は前日までに予約が必要だったけれど、許可書をもらうのが遅くなったので、2日目に当日電話で空き状況を確認。
- お弁当・おやつ・水筒・タオルなどを準備して、病児保育に預けてから出勤
夕方に熱が出ると、受診と予約は時間との勝負になります。
夕方に受診できる小児科と、病児保育の予約方法・必要な書類は、元気なうちに確認しておくのがおすすめです(書類や予約のルールは施設によって違います)。
我が家の場合
わたしは常に通勤バッグに書類を入れておき、いつ発熱の連絡がきても帰りがけに小児科で利用許可書を書いてもらえるようにしていました。
私が使ったのは病院に併設された病児保育で、看護師さんが定期的に様子を見に来てくれました。
保育園と違って、DVDを見たりお昼寝したりとのんびり過ごせるので、子どもも気に入っていました。
地域によって、病児保育・病後児保育の施設の数や仕組みはかなり違います。
お住まいの自治体のホームページで「病児保育」と調べてみてくださいね。
ファミリーサポートなど、ほかの頼り先も一緒に調べておくと心強いです。
準備3:パートナーと「分担」を具体的に決める
「手伝ってね」だけだと、復帰後にお互いモヤモヤしがちです。
おすすめは、場面ごとに担当を決めておくこと。
- 朝の送り・夕方のお迎えは誰か
- 子どもが熱を出したとき、最初に休むのは誰か(交代制にするか)
- 夕飯・洗濯・保育園の連絡帳などの家事
特に「発熱時の呼び出し」は、ママだけが毎回対応していると、仕事でも家でも追い詰められてしまいます。
我が家は、ちょうど上の子の小学校入学と重なったので、こんなふうに分けました。
| 場面 | パパ | ママ |
|---|---|---|
| 朝 | 集団登校の集合場所まで送る | 保育園の送り |
| 夕方 | 学童のお迎え | 保育園のお迎え |
| 夕飯 | 食器洗い | 調理 |
| そのほか | 洗濯干し | 宿題チェック |
お風呂は、子ども3人を2人で分担して入れていました。
子どもが熱を出したときは、その都度お互いの仕事の状況を相談して、休めそうなほうが休む形にしていました。
準備4:時短家電で「やらなくていい家事」を増やす
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復帰後、いちばん足りなくなるのは時間と体力です。
家事を「がんばる」より「機械に任せる」ほうが、心の余裕につながります。
私が3人目の育休中に初めて導入したのが、ホットクックです。
復帰前にいくつかのレシピを練習しておいて、キーマカレーやポークビーンズを予約調理。
仕事から帰って「ただいま」と言ったら、すぐ「いただきます」ができるようにしていました。
- よかったこと:材料を入れて予約しておけば、帰宅後すぐに夕飯が食べられる
- 正直イマイチだったこと:値段にはびっくりします
- 私の感想:値段は高いけれど、1人のシェフを雇ったと思えば安い!
買うなら、復帰前に何回か作ってみて、家族が好きなレシピを見つけておくのがおすすめです。【PR】
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もうひとつ使っているのが、ロボット掃除機(eufy)です。
いくつか比べて、同じような性能で値段が抑えめだったので、eufyに決めました。
我が家では2日に1回、夜中に動かしています。
- よかったこと:動かす日は、寝る前にリビングの物を片付ける習慣がついた(ブロックや工作のゴミが散乱しがちなので…お恥ずかしい)
- よかったこと:朝起きると床がきれいで、スッキリした気分で1日を始められる
※価格や機能はモデルによって違うので、購入前に最新の情報を確認してくださいね。
家電は決して安い買い物ではないので、「全部そろえなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
自分がいちばんしんどい家事から、ひとつだけ手放してみるのがおすすめです。
準備5:気持ちと看護スキルの準備
ブランク明けの不安、ありますよね。でも、復帰直後から以前と同じように動ける人はほとんどいません。
最初は「思い出しながら慣れていく期間」と割り切って大丈夫です。
不安な人は、こんな準備をしておくと少し安心できます。
- よく使っていた薬や手技を、参考書やアプリで軽く見返す
- 職場の手順やマニュアルが変わっていないか、面談のときに聞いておく
- 復帰後しばらくは、わからないことを聞いていい雰囲気かどうか確認しておく
そしてもうひとつ。復帰をきっかけに「これから自分はどう働きたいか」を考えてみるのもいいタイミングです。今の職場でキャリアを続ける、働き方を変える、時間を減らして子育てに比重を置く。どれも正解です。
実際に復帰してみると、家事は「やり始めればなんとか回る」というのが正直な感想です。ただそれは、パートナーの協力があったことと、家事のハードルを下げたからこそ。全部を前と同じようにやろうとしなくて大丈夫ですよ。
復帰後のお金の現実も知っておこう
時短勤務や夜勤なしで復帰すると、育休前よりお給料が下がることが多いです。夜勤手当がなくなるだけでも、手取りはけっこう変わります。
ここで知っておきたいのが、復帰後に使える社会保険の手続きです。
- 育児休業等終了時報酬月額変更:復帰後にお給料が下がった場合、届け出をすると社会保険料の計算のもとになる金額(標準報酬月額)を早めに見直せます。
- 養育期間の標準報酬月額の特例:3歳未満の子を育てていてお給料が下がっても、届け出をすると、将来の年金は下がる前の金額で計算してもらえます。
どちらも自分から申し出る手続きなので、職場の事務担当の方に「復帰後に出す書類はありますか?」と聞いておくと安心です。細かい条件は日本年金機構のホームページで確認できます。
そのうえで、保育料・時短後のお給料・家電などの出費を一度書き出してみると、「どのくらい働けば家計が回るか」が見えてきます。フルで働く、時間を減らす、扶養内で働く。どれを選ぶにしても、数字が見えていると決めやすくなりますよ。
私が復帰して感じたのは、お金が安定して入ってくると、気持ちまで安定するということです。休日に子どもを有料の遊び場に連れて行けたり、「疲れたから今日は外食にしようか」と言えたり。そんな小さな余裕が、心の余裕にもつながりました。
職場の先輩ママたちからは、「子どもが保育園のうちが貯めどきだよ」という話もよく聞きました。小学校の高学年になると習い事や塾が始まり、中学・高校・大学と教育費がかかっていくそうです。もちろん家庭によって違いますが、復帰後の数年をどう過ごすか考えるヒントになるかもしれません。
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「今の職場で両立できるかな…」と感じたら
準備を進めるうちに、「夜勤がある今の職場だと、正直きびしいかも…」と感じる方もいると思います。それは弱さではなく、ちゃんと自分と家族の生活を考えられている証拠です。
働き方の選択肢は、ひとつではありません。
- 日勤だけで、常勤として働き続けたい方 → 【育休明けママナースの日勤常勤の選び方】
- 時間を減らして、扶養内やパートで子育てに比重を置きたい方 → 【内部リンク:扶養内パートの記事】
私自身は、子どもが一緒に遊んでくれるうちに、たくさん遊びたくなってしまって。今は扶養内パートの道を選んでいます。子どもが部活や友達づきあいを優先するようになったら、また常勤としてバリバリ働きたいと思っています。



そのときの家族の状況に合わせて、働き方を選び直せる。
それが、手に職を持つ私たち看護師のいちばんの強みですよね。
まとめ:準備は「頼れる先」を増やすこと
育休復帰前にやっておきたい5つの準備をおさらいします。
- 職場と働き方(時短・夜勤・残業)をすり合わせる
- 保育園の準備と、病児保育の事前登録
- パートナーと場面ごとの分担を決める
- 時短家電で手放せる家事を増やす
- 気持ちとスキルを少しずつ準備する
全部できなくても大丈夫です。
ひとつでも準備できていれば、それはちゃんと前進しています。
復帰後、うまくいかない日があっても、それはあなたのせいではありません。
少しずつ、自分と家族に合う形を探していきましょうね。私もまだまだ探し中です。
一緒にがんばりましょう。



復帰前に、思いっきりベビちゃんと愛しい時間を過ごしてね









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